イタリア・人気スポットをゆく
イタリアの観光スポットを、ほんの一部だけご紹介しておきましょう。
■リヴィエラ海岸はジェノバを基点にして東西に延び、ヴェンティミリアまでは西リビエラ、スペーツィアまでが東リビエラと呼ばれ、美しい海は多くの国から人々が休暇に訪れ滞在する人気スポットです。中でも東リビエラのチンクエ・テッレは昔から変わらぬ美しい自然が魅力です。現在まで引き継がれた手付かずの自然は、険しい断崖から形成された土地が齎すユニークな景観となっています。サンタ・マルゲリータからローカル線でアクセス、またポルト・ヴェーネレから船での手段もあり、大変便利になりました。断崖を仰ぎつつ、パニーニを食べながらの小道散策なんて素敵ですね。
■イタリア中に見所の建造物が散在しています。
円形競技場のコロッセオはヴェスパシアヌス帝が紀元72年に着手し、80年に息子のティトス帝が完成させた建物です。剣闘士や猛獣との死闘する光景が想像される様を上から一望できます。コロッセオは5万人を収容出来る大きさで、正に歴史を感じる場所です。
■エトルリア。ローマの北西僅か40kmの地に世界遺産エトルリア遺跡があります。エトルリアは古代イタリアにおいて最も洗練された文明といわれています。一方、最も謎が多いとも言われるエトルリア文明です。紀元前10世紀から紀元前6世紀に亘って、エトルリア人は多くの都市を築きました。それはイタリア史上極めて重要な一時期となっています。ラツィオ州には貴重な考古学的遺跡が残されています。古代イタリアの風土とミステリアスな雰囲気に触れる事の出来る絶好ポイントです。
■水の都ベニスは、世界でも珍しい街並みで有名ですね。
ベニスはベネチィアンガラスをはじめ宝石や皮革などの工芸品でも知られています。またサンマルコ寺院とサンマルコ広場、ドゥカーレ宮殿などは見逃せない観光スポットです。水の都ベネチアの運河をゴンドラに揺られて散策、他では決して味わう事のできない古き時代の街並みを体感しましょう。さてゴンドラの後はシーフードレストランで夕食を愉しみましょうか。かつてのベネチア共和国の繁栄に思いを馳せて、ロマンチックな夜が流れていく事でしょう。
魚介類主体の料理は私達日本人も愉しめることうけあいです。ワインと美味しい料理で小粋なイタリア旅行を楽しみたいですね。
文化や歴史、美術や建造物、イタリアの旅はこの国の特徴的なそして様々なすがたを発見できることでしょう。
イタリアへ行ったのは2005年の12月そのお話は
(イタリアの項、つづく)
(もとし・記2008年)
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